Subject   : コーンスターチの副産物

カテゴリー  : 食品・料理 


 コーンスターチの副産物
 コーンスターチ (cornstarch) は、トウモロコシから処理され、作られたデンプン。またはでんぷん食品。

 コーンスターチを製造する過程で、副産物としてグルテンミール、グルテンフィード、コーンオイル、及びコーンスチープリカーが得られる。

○ グルテンミール
 グルテンミールはタンパク質含量が高く、消化性が良いので養鶏飼料として利用されるほか、醸造調味料の原料として利用される。グルテンミール中の70〜80%エタノール可溶性成分はプロラミン(ゼイン)と呼ばれ、グルタミンとロイシン含量が高く、機能性ペプチドや生分解性の素材としての開発が進められている。

○ グルテンフィード
 グルテンフィードはコーンの外皮である繊維質(アラビノキシラン)を主成分とし、コーンスチープリカーを添加して乾燥した製品であり、乳牛・肉牛用飼料や養鶏の配合飼料に用いられている。

○ コーンオイル
 胚芽は連続式のオイルエキスペラーによる圧搾法、あるいは溶媒抽出法により搾油され、その後、アルカリ精製、脱臭・脱色処理を経た後、オイルを温度0〜5℃に冷却して高融点成分を凝固・晶出させるウィンタリング法により精製を行ってサラダオイルとなる。コーンオイルはリノール酸が多く、トコフェロールやフェルラ酸などの抗酸化物の含量が高い。そのため、酸化安定性が高く、風味と味質に優れたオイルである。

○ コーンスチープリカー
 トウモロコシの浸漬液は連続的に真空蒸発缶で固形分約50%まで濃縮され、コーンスチープリカーとして製品化される。本製品には1〜2%のイノシトール及び水溶性のビタミン類・核酸分解物が含まれるほか、アミノ酸としてはグルタミン酸、ロイシンが多い。タンパク源として一部グルテンフィードに混合して飼料として利用されるほか、抗生物質・酵素生産を目的とした微生物培養の窒素源として利用される。

 ⇒ コーンスターチ

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