Subject   : 月例経済報告 (monthly economic repor)

カテゴリー : 政治・経済


  月例経済報告 (monthly economic repor)
 主要な経済統計の動きをもとに、日本経済がどのような状況にあるのかを月ごとにまとめた報告。

 経済財政担当相が月例経済報告関係閣僚会議に提出する。

政府が経済政策を運営するうえでの判断材料であり、その時点での景気動向を「おおむね横ばいだが、不透明感が見られる」などと表現する基調判断が注目されている。

● 景気の踊り場
 景気が回復局面にあり、後退しているわけではないが、上昇する力が弱くなってほぼ横ばいで推移している状態を指す。
 階段を上がっていく途中で一休みする場所になぞらえたもので、景気が再び勢いづくまでは成長率が前期とほぼ同水準で推移することが多い。2002年1月を景気の「谷」とする景気回復局面では02年末と04年半ば以降に踊り場に陥った。1回の景気回復期間で2回も踊り場を経験するのは極めて異例。04年半ば以降に踊り場に陥ったのはIT(情報技術)分野の在庫調整が長引き、生産が低迷したことが主因といわれるが、政府や日銀は05年夏に踊り場脱却をそろって表明した。

 ⇒ 景気動向指数 (diffusion index)

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