93SNA（93 System of National Accounts）

　１９９３年に国連が採用を勧告した国民経済計算の新体系。

　日本では２０００年１０月に２２年ぶりに基準を改め、９３SNAに移行した。基準の変更点は以下の２つ。
(1)企業が受注するソフトウエアについては、生産活動の段階で消費される中間消費として、これまで国内総生産（GDP）には含めてこなかったが、新基準では生産活動に必要な機械などと同様に総固定資本形成とみなす。

(2)一般政府が所有する社会資本については、固定資本減耗分を社会資本の対価と位置づけ、政府最終消費に計上する。

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