Subject   : 薬の力価と有効性

カテゴリー  : 学術情報 > 薬学


 薬の力価と有効性
薬の効果は、力価(効き目の強さ)と有効性(効力)から判定することができます。

 ■ 力価
力価とは、痛みの緩和や血圧の降下といった効果を発揮するのに必要な薬の量(通常はミリグラムで表記)を指します。たとえば、5ミリグラムの薬Aが10ミリグラムの薬Bと同じくらい効果的に痛みを緩和したとすると、薬Aは薬Bの2倍の力価があるということになります。

 ■ 有効性
有効性とは、薬が起こす可能性のある最大の治療反応を指します。たとえば、利尿薬フロセミドは利尿薬クロロチアジドよりもはるかに多く塩分と水分を尿に排出します。したがって、フロセミドはクロロチアジドよりも有効性が高いということになります。しかしながら、力価または有効性が大きいということは、必ずしもある薬の方が別の薬よりも優れているということを意味しません。ある患者に薬を使うメリットがあると判断した医師は、副作用や潜在的毒性、効果の持続時間(1日に必要な投与回数を左右する)、コストなどさまざまな因子を考慮します。
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