グラフィックスアクセラレータ

パソコンの中で画面表示を行うビデオチップまたはビデオカードのうち、 CPUに代わって描画処理を行なう機能を持ったものことです。 CPUの負担を軽減し、性能の向上をもたらします。
２Ｄと３Ｄのグラフィックスアクセラレータがあり、 ２Dグラフィックスアクセラレータは直線、矩形、円弧の描画や、 マウスカーソルと背景イメージの重ね合わせ、CPUを介さずに メインメモリとビデオメモリのデータ転送などの機能を持ちます。
３DグラフィックスアクセラレータはCGやゲームなどで用いられる ３Dグラフィックスの処理を高速化できる機能を持ちます。 現在販売されているものはすべて２D／３D両アクセラレータの機能を備えています。
ビデオカードはそこに載っているビデオチップによって性能が決まりますが、 それぞれの特徴を上手く生かすことが大切です。

●　ビデオチップの特徴

メーカー	コメント
ATI	1枚のボードにテレビチューナー，ビデオキャプチャなど多機能を載せた「All-In-Wonder」シリーズが有名。RADEONやRageシリーズがあります。
nVidia	3D描画に必要な処理（2次元変換と光源処理）をビデオチップに行わせる「ハードウェアT＆L」をサポートしたGeForceシリーズやTNTシリーズがあります。
Matrox	2D描画最速を誇った「Millennium」のメーカーです。 速度だけでなく画質に定評があります。Parhelia（パフィーリア）などがあります。

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