Subject  : 非球面レンズ(アスフェリカルレンズ)

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 非球面レンズ(アスフェリカルレンズ)
 通常のレンズではレンズ表面の曲率が一定な球面レンズを使用するが、球面レンズには平行光線を完全な形で一点に収束させられないという欠点がある。
この欠点を解消するため曲率を連続的に変化させてレンズ形状を非球面状態にしたレンズが非球面レンズで、これを用いることで「大口径レンズの球面収差補正」「広角レンズの歪曲収差(ディストーション)補正」「ズームレンズの小型化」が可能になる。

当初は球面レンズを削って加工していたため非常に製造コストが高く高級レンズにしか用いられなかったが、近年では非球面金型にレンズ材料を流し込んで成形する形式や球面レンズに非球面化する素子を貼り付けて加工する形式[8]など容易かつ安価に量産化可能な状況が整ったため、低価格なズームレンズにも用いられるようになった。

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 ⇒ ホワイトバランス

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