Subject   : シール材(シーリング材)

カテゴリー  : 産業・技術 > 材料技術


 シール材(シーリング材)
 シール材(シーリング材)は、接着としての意味もあるのだが、それ以上に気密性を上げるという効果がある。例えば、時速100km以上の速度で走行している車で対向車が通ったり、新幹線の走行中トンネルを抜けたりするときに耳がキーンとなる思いはしたことがないだろうか?これは、車両の気密が不十分であると起こり、それを防ぐのがシール材である。

 シール材の種類としてはポリサルファイド系、シリコーン系、アクリルゴム系、ポリウレタン系などが使用されているが、ポリサルファイドが主流となっている。

ポリサルファイド系シーリング材とは取材にポリサルファイドと硬化剤に二酸化鉛、二酸化マンガンなどの無機酸化物や重クロム塩、さらにカーボンブラックなどの重点材や、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの接着付与剤などの配合剤により構成されている。

 新幹線のグリーン車と普通車ではシーリング剤の材料が違うらしい。

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 ⇒ 接着剤の種類

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