Subject   : パントテン酸

カテゴリー  : 話題のことば > 健康維持


 パントテン酸
水溶性で、熱やアルカリ、酸に不安定です。腸内細菌の働きによっても合成されます。
ストレスがかかると、腎臓の上にある副腎で副腎皮質ホルモンがつくられます。その結果、血液中の血糖の量が高められより多くのエネルギーがつくり出されたり、血圧が上がり血流がよくなってストレスに対する抵抗力が高まります。パントテン酸は、副腎の機能を助けるとともに、副腎皮質ホルモンの生成を促します。不足すると、イライラや倦(けん)怠感、不眠などの症状が出てきます。
ビタミンB6や葉酸などと協力して体の免疫力を高め、カゼなどの感染症にかかりにくくします。
悪玉コレステロールが増えると、動脈の内壁に付着して動脈硬化の誘因となります。この悪玉コレステロールを回収する善玉コレステロールを増やす働きがあり、動脈硬化を防ぎます。
糖質や脂肪が分解してエネルギーに代わるときに欠かせない補酵素の主成分です。また、タンパク質の代謝にもかかわっています。
・自律神経の伝達物質の生成に関与する
・皮膚を健康に保つ働きのあるビタミンCを助ける
ストレスの多い人、お酒やコーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物を大量に飲む人は、パントテン酸が消費されてしまいますので十分にとるようにしましょう。

◆ パントテン酸の効果があると思われるもの
動脈硬化
◆ パントテン酸が含まれる食品例
さけの切り身
 ⇒ ビタミンB5

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