Subject   : アジョワン

カテゴリー  : 食品・料理 


 アジョワン
アジョワンはタイムに似た芳香が特徴のスパイスです。 風味はタイムよりも刺激的です。

アジョワンはセリ科の一年草です。 栽培は種子をまいて行います。 現在はインドや中東で生産されています。

スパイスとして使用されるのは種子の部分です。 この種子を乾燥させたものをホールのまま、もしくは砕いて使用します。 種子から取った油を使用することもあります。

アジョワンの原産地はインドです。 インドでは各地に自生していたため古くから使用されていました。

アジョワンはインド料理で広く使用されます。 ホールのまま使用するほか、他のスパイスと合わせて挽いて、 ガラムマサラを作ったりします。 インド料理以外ではあまり使用されていません。

アジョワンの製油に多く含まれるチモールという成分は殺菌力が強く、 胃腸薬や虫下しなどに利用されてきました。 現在は合成チモールが生産されているので薬の原料としては あまり使われなくなりました。

 ⇒ 香辛料

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]