Subject   : ジャスダック(JASDAQ)

カテゴリー : 政治・経済


 ジャスダック(JASDAQ)
ジャスダック (JASDAQ)とは、日本証券業協会が1963年(昭和38年)2月に制定した「店頭登録制度」が前身となる、日本最大のベンチャー市場。 2004年(平成16年)12月に、「店頭売買有価証券市場」から「取引所有価証券市場」に転換し、国内において新設の証券取引所としては約半世紀ぶりとなる、「ジャスダック証券取引所」として業務を開始した。 ジャスダック証券取引所は、成長・ベンチャー企業が上場する株式市場として広く認知されており、その規模は、既に東京証券取引所の市場第二部を凌駕するまでに至っている。
「ジャスダック(JASDAQ)」とは、1991年(平成3年)10月に導入された「株式店頭市場機械化システム」を指し、英文名称の“Japan Securities Dealers Association automated Quotation”の略称。 ジャスダック証券取引所では、日本の株式市場で唯一「オークション方式」と「マーケットメイク方式」という異なる2つの売買手法を採用している。「マーケットメイク方式」は、小型のベンチャー企業でも流動性が確保できるという点で、他のベンチャー企業向け市場にはないメカニズムである。

● オークション方式
オークション方式とは、株式市場における通常の取引方式である。
オークション方式とは、「価格優先」(買い注文の場合にはより高い値段、 売り注文の場合にはより低い値段が優先される)、「時間優先」( 同じ注文価格の場合には時間が早い方が優先される)、「成行優先」 (同じ時間に、同じ価格に注文が入った場合、成行が優先される) というルールにより、次々と売り注文と買い注文の条件を刷り合わせて売買を 成立させていく方法です。

● マーケットメイク
マーケットメイクとは、ジャスダック市場の株の売買方式の一つ。
マーケットメイカーと呼ばれる証券会社数社が、売り株価と株数、買い株価と株数を常に提示し、それに反対売買をぶつける形で取引ができる売買の仕組みのこと。投資家同士の注文が出会う形で売買が成立するオークション方式が一般的だが、ジャスダック銘柄の一部はマーケットメイク方式となっている。
マーケットメイク方式で取引されている銘柄のことをMM銘柄といいます。
 ⇒ その他の新興株市場

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