Subject   : ビルトイングループ

カテゴリー  : WindowsNT/2000 


  ビルトイングループ
WindowsNT Server/2000 Serverをインストールするときにあらかじめ作成されているグループ。Administrators、Power Users、Account Operators、Server Operators、Print Operators、Backup Operators、Replicator、Users、Guestsなどが用意され、許可されている能力によってグループは性格分けされている。そのほかにも、インストールされているサービスによっては、「DHCP Administrators」(DHCPサービスの管理者グループ)、「DHCP Users」(DHCPサービスに対し読み取り専用アクセス権を持ったグループ)、「NetShow Administrators」(Windows Mediaサービスの管理者グループ)、「xxxxx(コンピュータの名前) Admins」(Webを作成したり管理するグループ)、「xxxxx(コンピュータの名前) Authors」(Webサービスで公開しているフォルダの中のフォルダやファイルを作成・変更できるグループ)、「xxxxx(コンピュータの名前) Browsers」(Webサービスで公開しているドキュメントを参照できるグループ)などが追加されている。
● ユーザーマネージャ
WindowsNTでユーザーを管理するためのツール。ユーザーアカウントの発行と削除、グループの作成や削除、ユーザーをどのグループに所属させるかなど、アカウントに関する設定ができる。グループやユーザーごとに権利を設定したり、ドメイン同士の信頼関係を構成する場合もユーザーマネージャから行なう。ドメイン環境ではドメインユーザーマネージャとして、ドメイン全体に関する設定をすることもでき、Administartorとしてログインすると、ネットワーク上のほかのドメインの管理もできる。Windows95/98でも、WindowsNT ServerのCD-ROMからインストールすることができる。Windows2000 Serverでは、ActiveDirectory環境下では「ActiveDirectoryユーザーとコンピュータ」で、ActiveDirectoryの環境でなければ、「コンピュータの管理」−「ローカルユーザーとグループ」で管理するようになった。

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