Subject: FM/Vでプリンタ設定、追加時に固まる

カテゴリー: Windows 95,周辺機器


概要
これはFM/Vそれもメモリ増設しているPCに特定して現れる現象です。通常FM/Vのメモリを増設するときに “パリティあり” のメモリを追加しなければならないのですが、 “パリティなし” のメモリを追加するとプリンタの設定や追加時に画面が固まりハングしてしまうというものです。

原因
FM/VにはBIOS上でメモリのパリティチェック(メモリ自体がシステムとの同期をとる機能。これがあるとメモリエラーを防げる)を行う設定があり工場出荷時には “Enable” になっている。しかし、BIOSは “パリティあり” のメモリが増設されていると勘違いしてしまい通過してしまうので、実際にメモリを使用するときに同期が取れずに固まってしまうというのが原因の様です。

対処方法
工場出荷時ではBIOSの “パリティチェック” はEnable(有効)になっています。
もし、“パリティなし” のメモリを追加する場合はDisable(無効)にしてあげれば解決します。


  1. PCを立ち上げメモリカウントが終わり画面が変わるときにすかさず

    “Ctrl” + “Alt” + “Esc” を押します。

  2. BIOSの設定画面(青い画面)になりその中の

    “Advanced System Configuration” を選択しEnterします。

  3. 下の方にある ”System Memory Parity” の設定が “Enable” になっているはずなのでカーソルの右か左を押し “Disable” にしてください。
  4. “Esc”キーを2回押して “Do you want to CMOS data ?” に対し “Yes” を選択します。
  5. リブートされ立ち上がったら完了です。

※BIOSの設定を変更する時、他のパラメータは絶対にいじらないでください。立ち上がらなくなったり、動きがおかしくなる可能性がありますので注意が必要です。


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