Subject  : 内臓脂肪と皮下脂肪

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 内臓脂肪と皮下脂肪
体内の脂肪の蓄積するタイプとして、皮下脂肪蓄積型と内臓脂肪蓄積型の肥満が あります。
特に内臓脂肪蓄積型(腹部などの上半身に脂肪が多いリンゴ型肥満)肥満は、インスリン抵抗性がより強いので、糖尿病を併発しやすいといわれています。 肥満者を内臓脂肪蓄積型肥満と皮下脂肪蓄積型(臀部や大腿部などの下半身に脂肪が多い)肥満に分けて比較検討した研究によって、内臓脂肪蓄積型肥満に糖尿病が多いことが明らかになった。

● 内臓型肥満
腹部の脂肪、主として腹こう内内臓脂肪の過剰蓄積によって起こるものです。皮下脂肪型肥満に比べ、糖尿病、高脂血症、高血圧症などの生活習慣病を合併しやすい肥満です
内臓の周りについている脂肪のこと。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、中性脂肪やコレステロール、血糖値などが高くなり、さまざまな生活習慣病に発展しやすい。中年男性に多く見られる“太鼓腹”(リンゴ型肥満)は内臓脂肪がたまっている可能性が高い。皮下脂肪に比べてたまりやすいが、分解されやすいのも特徴。内臓脂肪の状態をきちんと調べるためにはCTスキャン検査が必要だ。
内臓型肥満はその体型からリンゴ型肥満とも呼ばれています。この肥満を正確に見分けるためには、CTスキャンを用いて腹部断面像を撮影し、腹こう内内臓脂肪(V)と皮下脂肪(S)の面積比を出して、V/S比を求めることです。 その比が0.4以上の場合は内臓型肥満、0.4未満の場合は皮下脂肪型肥満と定義されています。

● 皮下脂肪
皮膚のすぐ下についている「つまめる」脂肪。エネルギーをためたり体温を保つなどの役目をもつ。女性に多く見られる下半身太り(洋ナシ型肥満)は、皮下脂肪であることが多い。内臓脂肪に比べてたまりにくいが、一度つくと分解されにくいためなかなか減らないのが特徴。


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