Subject   : サスペンド(レジューム)

カテゴリー  : パソコン 


 サスペンド(レジューム)
 コンピュータの電源を切る直前の状態を保存して、次に電源を入れたときに電源を切る直前の状態から作業を再開する機能。
 バッテリーで駆動するノートパソコンなどでは、コンピュータの使用をいったん中断する際に、作業状態を保存しつつ電力の消費を抑えることができる。中断する際に、作業状態を省電力モードでメモリに保存し、再開時には省電力モードを解除し、電源を切る直前の状態に戻す。
 いちいちOSやアプリケーションソフトの終了や起動を行なう場合よりも時間や手間がかからず、消費電力も抑えることができる。
 サスペンド中もメモリの内容が失われないよう電力を消費するため、バッテリーなどを使ってあまり長時間サスペンドしていると作業内容が失われてしまう。
 サスペンド機能のことを「レジューム(resume)」と呼んだり、サスペンド状態から 復帰する動作を「レジューム」と呼んだりすることもある。
 「ハイバネーション(hibernation)」機能に似ているが、サスペンドは作業状態を メモリに、ハイバネーションはハードディスクに保存する点が異なる。 ハイバネーションは「休止状態」とも呼ばれる。ハイバネーション中はコンピュータの 電源を完全に切ってしまうため、(バッテリーの自由放電を除いて)電力を消費しない。

   ⇒ パソコンの仕組み

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