Subject   :ダイナミックルーティング(dynamic routing )

カテゴリー  : インターネット・通信 > 


 ダイナミックルーティング(dynamic routing )
ダイナミックルーティングとは、ルータなどが経路情報を互いに交換しあい、自動的に生成・更新し続ける経路表(ルーティングテーブル)に基づいて経路選択を行なうこと。これに対し、管理者が予め設定した固定的な経路表を用いる方式は「スタティックルーティング」(static routing:静的ルーティング)という。

ダイナミックルーティングはルーティングプロトコル(routing protocol)と呼ばれる通信手順に従ってルータ同士が互いに自分の持っている経路情報を交換しあい、それぞれが経路表を自動的に生成・更新していく。一台ずつ人手で経路情報を設定する必要がないため大規模なネットワークでは機器を効率的に管理でき、障害発生時にも不通になった経路の情報が伝播して迂回経路が自動的に構成される利点があるが、外部から不正な経路情報を送りつけられるリスクがあるほか、経路情報の交換に一定の通信量を消費するため通信速度が逼迫している状況ではデメリットとなる。 。

● 

 ⇒ 

[メニューへ戻る]  [HOMEへ戻る]  [前のページに戻る]