Subject   : RAS(ラス)

カテゴリー  : インターネット・通信 


 RAS(ラス)
RAS は、Remote Access Service の略で、ウィンドウズ用ソフトのひとつ。一般に「ラス」と呼ぶことが多い 電話回線やISDN回線などを通じて遠隔地のコンピュータにダイヤルアップ接続し、 そのコンピュータの資源を利用するWindowsの機能です。 Windowsのファイル共有などに使われるNetBEUIや、インターネット標準のTCP/IP、 NetWareのIPX/SPXなどが利用できるため、UNIXやNetWareなどのサーバにつなぐ こともできます。
ARA は、RAS と同様の機能を提供するマッキントッシュ用ソフトで、Apple Remote Access の略。
 これらのソフトを使うと、外出先からノートパソコンを使って、あるいは自宅のパソコンを使って、会社のネットワーク(LAN)に接続できる。そして、電子メールを送受信したり、資料ファイルを取り出すといったことができる。
 途中にプロバイダーなどを通すのではなく、手元のパソコンと会社のコンピュータが電話回線を通じて直接つながる。こうした利用法を、リモートアクセスという。
 RASには、サーバー用ソフトとクライアント用ソフトがある。そして、サーバー用を会社のコンピュータに、クライアント用を外出先で使うノートパソコンや自宅のパソコンに組み込んで使う。サーバーの設定には、ネットワーク知識が必要なのでネットワーク管理者にやってもらうことになる。

   ⇒ OSI参照モデル

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