ハブ(hub) :一口メモ

Subject   : ハブ(hub)

カテゴリー  : インターネット・通信 


 ハブ(hub)
スター型LANで使われる集線装置(Concentrator)のことです。 各機器に接続されたケーブルはいったんハブに接続され、ハブを介して相互に通信します。 Ethernetではハブ同士を接続してネットワーク全体に接続できる機器の台数を増やすことができる。これをカスケード接続という。カスケード接続では、ネットワークの端から端まで通常は3〜4段階程度までハブを接続することができる。 10BASE-TケーブルのRJ-45モジュラジャックを接続する部分をポートといい,ハブの規模によって4,8,12,16,24ポートなどいろいろな種類がある.また設置形態も単独で設置できるものから,PCのスロットにさすもの(電源はPC本体から供給する),ラックにマウントするもの,増設用のスタッカブル(stackable)タイプなどがあるので,構築するネットワークの規模や将来の増設の見込みに合わせて適切なものを選択する必要がある. ポート数が不足した場合は,ハブをカスケード接続(2つ以上のハブをツリー状に接続すること)することによって,容易にポート数を増設することができる.ただしハブは電気条件的としてリピータと同じ扱いを受けるので,ハブに接続された末端の最遠のノード同士が最大でも4つ以下のハブしか通らないようにしなければならない(5つ以上のハブを通過してはいけない).これは,Ethernetでは最大5セグメントまでという制限からくる制約である.
● スイッチングハブ (switching hub)
通常のハブはリピータとして働くため、ある端末から送られてきたデータをすべての端末に対して送信し、データの取捨選択は各端末が行なう。これに対しスイッチングハブはブリッジとして働き、端末から送られてきたデータを解析してあて先を検出し、送り先の端末にしかデータを送信しない。このため、ネットワーク全体の負荷が軽減し、セキュリティが向上する。あて先を解析するために一時的にデータを蓄えるため、速度の違うネットワーク同士の接続にも使える。代表的なものには、Ethernetの10BASE-Tと100BASE-TXを両方接続することができるイーサネットスイッチがある。

   ⇒ インターネットのしくみ

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