ICMP(Internet Control Message Protocol) :一口メモ

Subject   : ICMP(Internet Control Message Protocol)

カテゴリー  : インターネット・通信 > TCP/IP


 ICMP(Internet Control Message Protocol)
TCPやUDPに対する補助的なプロトコルですが、これらと同じレベルに位置しています。
IPやTCP、UDPなどの通信において、何らかのエラーが生じたり、障害が発生したり した場合には、このICMPを使ってエラーを通知することになっています。 ユーザーやアプリケーション自身が明示的にこのプロトコルを利用したり 、送受信したりすることは少ない(pingコマンドで体感できます)。 しかしICMPは、TCP/IPネットワークが円滑に稼働するためには欠かせない、 重要なプロトコルです。
ICMPのパケットは、IPパケットを使って送信される。ICMPは機能的には TCPやUDPに対する補助的なプロトコルでありながら、TCPやUDPと同じ レベルに位置しており、それぞれ異なるプロトコル番号を与えられている (ICMPは1番、TCPは6番、UDPは17番)。
ICMPは、ルータを越えて通信を行う必要があるため、(ARPやRARPと違い) このようにIP上に実装されている。

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