Subject   : WINS(Windows Internet Name Service)

カテゴリー  : インターネット・通信 


 WINS(Windows Internet Name Service)
大規模なネットワークではDNSを使った階層構造の名前解決システムが 用いられていますが、もっと小規模な、例えばオフィスや家庭でのLANの 場合は、DNSとよく似たWINS(Windows Internet Name Service)という 名前解決のシステムが用いられることがあります。 WINSもDNSと同様に各ホスト名とIPアドレスの対応表を持ち、LANに 参加しているホストの情報を提供する仕組みを持っています。 WINSを利用するように設定してあるホストはコンピュータが起動して、 ネットワークに参加する際にWINSサーバーにホスト名とIPアドレスを登録 します。ですから、WINSを利用する各ホストは現在ネットワークに 参加しているほかのホストをすぐに確認できます。
● WINSマネージャ
WindowsNTでWINSサーバーを管理・設定するツール。WINSでは動的にNetBIOS名とIPアドレスの関係をデータベースとして蓄積していくが、WINSマネージャを使うことで、特定のIPアドレスに特定のNetBIOS名を割り当てたり(静的マッピング)、ほかのWINSサーバーを複製とすることができる。Windows2000 Serverでは、WINS管理コンソールから管理するようになった。 クライアント/サーバー型を構成し、WindowsNT ServerがWINSサーバーとして、WINSクライアントとしてWindows NT/2000やWindows 95/98が動作する。WINSサーバーは動的にデータベースを更新し、DHCPサーバーから情報を取得することができる。

   ⇒ インターネットのしくみ

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