Subject  : 泌尿器系のがん、腫瘍

カテゴリー: 健康・医療情報 > がん


 泌尿器系のがん、腫瘍


 ● 睾丸腫瘍
男性にのみ発生する腫瘍で、その頻度は悪性腫瘍の中では非常に低くなっています。とくに原因と思われるものがないのに、睾丸がはれてきて、痛むなどの症状もなく、睾丸がだんだん大きくなれば、まず睾丸腫瘍を考えなければなりません

 ● 陰茎がん
そのほとんどは亀頭に発生し、包茎の人に多く発生する傾向があります。60〜70歳代に多く発症しているようです。好発部位である亀頭部に加わる不断の刺激が原因とも考えられます。

 ● 膀胱腫瘍
70歳以上の高齢者が罹患しやすい疾患です。タバコを吸う人の発症率はより高くなります。尿に血液が混じる以外に症状のない状態が多くのケースでみられます。初期にはほかにはまったく症状はなく、突然血尿が出て、またすぐ正常の色をした尿にもどります。

 ● ウイルムス腫瘍
腎臓にできるがんで、とくに幼児に多くみられます。しこりがかなり大きくなるまで症状はあまりみられず、入浴時などに家族が偶然におなかのはれやしこりに気がついた時に発見されることが多いようです。片側の腎臓に生じますが、発育が早く、短期間で全腹部にひろがります。
 ⇒ 前立腺がん

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