Subject   :CLR(共通言語ランタイム)

カテゴリー  : パソコン > ソフト > プログラミング 


 CLR(Common Language Runtime)
CLRとは、Microsoft社が提唱するMicrosoft .NETで、.NET対応プログラムが使用する共通動作環境。

.NET対応プログラムはMSILという形式によって保存されているが、MSILはJavaバイトコードと同様の中間言語形式をとっているため、そのままでは実行できない。そこで、MSILプログラムを実行時に各プラットフォームに合わせてネイティブコンパイルし、実行するのがCLRである。

CLRは動作プラットフォームごとに用意され、プラットフォーム間の違いを吸収し、同時に共通のクラスライブラリ、ガーベジコレクション等のサービスを提供するという、Java仮想マシンと同様の役割を担う。

CLRが対応しているMSILは、特定の開発言語に依存しない構造になっている。CLRが言語に依存しないといわれているのは、CLR自身の機能のほか、このMSILの特性によるものである。

● 「IT用語辞典e-Words」(http://e-words.jp/)の説明
CLRとは、米マイクロソフト(Microsoft)社がWindowsのプログラム実行環境などとして推進している.NET(ドットネット)で、対応プログラムを実行するための動作環境のこと。同社の.NET Frameworkなどが該当する。

   ⇒ Java

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