Subject   : 仏様の種類

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 仏様の種類
仏様の種類にはいろいろな区分と種類があります。 一般的に仏様といえば、如来様のことですが、仏像には、 如来、菩薩、明王、天部などに分類されています。 悟りを開いた者である仏陀(如来)、仏陀に準ずる存在であり、悟りを開こうと修行している菩薩、密教特有の尊である明王、護法神の天部また、 それ以外にも、 三宝荒神 閻魔王 蔵王権現などがあります。

● 如来(にょらい)
お釈迦様が悟りを開いた後の姿が基本なので衣をまとっただけの質素な姿。装飾品なし。ただし大日如来は例外で冠を冠っている。薬師如来以外は持ち物を持っていない。頭の頂上に盛り上がりがある。髪型はぽつぽつと渦巻き状。
「〜仏」とよばれる場合もあります。毘盧遮那仏(盧遮那仏、遍照遮那仏) 弥勒仏(弥勒菩薩)など。
如来名前 その他の名前 メモ
釈迦如来 釈迦牟尼仏
阿閃如来 あしゅくにょらい
大日如来 遍照如来、毘盧遮那仏
阿弥陀如来 阿弥陀仏、無量寿仏、無量光仏
薬師如来 薬師瑠璃光如来、薬師仏
多宝如来

宝生如来

五智如来

不空成就如来


● 菩薩(ぼさつ)
お釈迦様が修行中で王子だった頃の姿が原形なので、冠、首飾り、イヤリングなど装飾品を身に付けた姿。髪型は高く結い上げている。ただしお地蔵さまは例外。 地蔵菩薩 弥勒菩薩 文殊菩薩 観音菩薩 千手観音 勢至菩薩 普賢菩薩 日光菩薩 月光菩薩 虚空蔵菩薩 など
● 明王(みょうおう)
如来が姿を変え(化身)人々を救うために必死になっている姿なのですごい形相になっている。如来や菩薩は蓮台に座しているが、妙王は岩をはじめ動物などいろいろな物に座している。また武器をもっていたり、目や手の数が多かったり、際立った特徴があるのが特徴。 不動明王 降三世明王 軍荼利明王 大威徳夜叉明王 金剛夜叉明王 愛染明王 烏瑟沙摩明王 など多種多様。
● 天部(てんぶ)
古代インドの神々が土台となって生まれた。天部では弁財天のように性別がはっきりしているものがある。明王と同じく多種多様。 弁財天 大黒天 毘沙門天 吉祥天 韋駄天 帝釈天 摩利支天 歓喜天 梵天
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