Subject   : イサク(Isaac)とヤコブ(Jacob)

カテゴリー  : 人文 > 旧約聖書の創世記 


 イサク(Isaac)
 アブラハムと妻サラの間には子供ができなかった。サラはエジプト人の女奴隷ハガルと子供を作るように薦め、イシュマエルが生まれた。その後、90歳のサラにもイサクが生まれた。ハガルとサラの戦いが始まり、アブラハムはハガルとイシュマエルを追い出した。そのイシュマエルの子孫たちが12部族の長となった。イスラム教では、アラブ人はイシュマエルの子孫であるとしている。

 ある日神はイサクを生贄に捧げるように命じた。苦悩するアブラハムはモリヤの山に登り、祭壇を作ってイサクを屠ろうとした。その瞬間、神の言葉が響く。「その子に手を下すな。お前が神を畏れる者であることがわかった。お前の子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう」。アブラハムとイサクは祭壇に薪をくべ、牡羊を捧げた。

 アブラハムは下僕エリエゼルにイサクの妻を探すように命じた。エリエゼルは旅の途中の井戸端で祈った。「私とらくだに水を飲ませてくれる女性をイサクの嫁とさせてください」。井戸に水を汲みに来た多くの女性の中で、美しい娘リベカ(Rebeca)がエリエゼルとらくだに水を与えてくれた。リベカはイサクの妻となり、エサウとヤコブの双子の息子を産んだ。
 ヤコブ(Jacob)
 イサクはエサウの方を愛し、エサウを後継ぎに決めた。イサクはエサウを祝福したが、祝福を受けたのはエサウのふりをしたヤコブであった。エサウは激怒した。ヤコブは母の兄のラバンのもとへ逃げた。

 ラバンにはレア(Leah)とラケル(Rachel)の二人の娘がいた。ヤコブはラケルの美しさに心を奪われ、7年間の労働を条件に結婚を許された。7年後の婚礼の夜、ラバンはヤコブをしたたかに酔わせ、レアのベッドに案内した。レアはヤコブの最初の妻になった。ヤコブは抗議したが、さらに7年間労働すればラケルとの結婚も承諾した。ラケルはヤコブの2番目の妻となり、ヨセフを産んだ。

 20年後、ついに兄のところに戻る日がきた。その途中、神と格闘し神を打ち負かした。神はヤコブを祝福し、ヤコブにイスラエルと名乗るように言った。イスラエルはエサウと再会し和解した。


 ⇒ 天地創造

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