Subject   : 相模トラフ

カテゴリー  : その他  


 相模トラフ
  相模湾から房総半島南東沖にかけての相模トラフ沿いの地域及び南関東地域の直下では、これらの領域を震源域とする被害地震が繰り返し発生しています。

 相模トラフは、日本列島が位置する陸のプレートの下に、南方からフィリピン海プレートが沈み込んでいる場所です。プレート境界が固着していることにより、沈み込みに伴って、両プレートの間にはひずみが蓄積されています。過去にはこのひずみを解放する大地震が発生しており、近年では大正関東地震(1923年)がこれにあたります。

 また、南関東地域直下では、南側から沈み込むフィリピン海プレートの下に、東側の日本海溝から太平洋プレートが沈み込んでおり、非常に複雑な地下構造を呈しています。この付近では、これまでにM7程度の地震が多く発生していることが知られており、近年では千葉県東方沖地震(1987年)がこの例にあたります。

 
  ⇒ マグニチュードと震度
  ⇒ プレートテクトニクス(plate tectonics)

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