Subject   : 生物の分類

カテゴリー  : 学びの館 > 生物学 


 生物の分類
 生物は、リボソームRNAの構造をもとにした分類が、カール・ウーズにより1977年代後半に提唱され(六界説)、属(ぞく、genus)・科(か、family)・目(もく、order)・綱(こう、class)・門(もん、divisio)・界(かい、kingdom) という階層に分類されていました。

ウーズは、ドメインという分類を提唱し、すべての生物は 細菌ドメイン または 古細菌ドメイン または 真核生物ドメイン の3つのグループのうちの、いずれかのグループに属すると1990年に提唱した(3ドメイン説)。 ドメインは界より上位の分類です。

また、遺伝子などの解析結果から、古細菌は、細菌よりも真核生物に近いことが分かっています。 五界説における原生生物界、菌界、植物界、動物界の4つの界は、真核生物ドメインに属するとされています。

<出典:Wikipedia>

 ● 古細菌(アーキア)
 メタン生成菌、好塩菌、好熱菌。

 ● 細菌(バクテリア)
 大腸菌、ネンジュモ(シアノバクテリア)、枯草菌、硝酸菌、クラミジアなど。 なお大腸菌もネンジュモも、単細胞の原核生物である。現在では、「細菌」の分類の条件として、原核生物であることを要求するのが一般的である。
シアノバクテリアは光合成を行える。なのでシアノバクテリアをついつい植物に分類しがちであるが、しかし上述のような理由からシアノバクテリアは細菌に分類する場合が多い。

 ⇒ 生物学(biology)

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