Subject   : 四肢動物 (Tetrapoda)

カテゴリー  : 学びの館 > 生物学 


 四肢動物 (Tetrapoda)
 脊椎動物中、足(脚)やそれに類する付属器官を有するものをいう。すなわち両生類・爬虫類・哺乳類、そして鳥類である。四肢を持たないように進化した蛇や鯨なども四肢動物に含まれる。 胸鰭と腹鰭が指のある四肢に進化した肉鰭類。四肢によって歩行する。陸上生活に適応しており、頚(くび)が生じて頭部が分離されている。完全に水生の種以外は鰓を持たず、代わりに耳や腺性器官を胚発生の際に作り出す。

<出典:Wikipedia>

 ○ 進化史
 デボン紀に生じた肉鰭類の中には泥の上を「歩いた」ものがいたものと思われる。3億7,500万年前の肉鰭類であるティクタアリクは、鰭や鰓といった魚類の特徴を持つと同時に、肋骨(呼吸を助け、体を支える役目を担う)、頸・肩・肺があり、頭部を動かすことができるなど四肢動物の特徴も備えていた。3億6,500万年前頃最初の四肢類が生じ、その後の6,000万年間で著しい多様化が進んだ。

 ⇒ 脊椎動物の誕生と進化

[メニューへ戻る]  [カテゴリー一覧へ戻る]  [HOMEへ戻る]